2009-04-23 第九十六段 つれづれ草 上 ■ 原文めなもみといふ草あり。くちばみに螫されたる人、かの草を揉みて付けぬれば、即ち癒ゆとなん。見知りて置くべし。 ■ 注釈1 めなもみ ・やぶたばこ。参照:http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%84%E3%81%B6%E3%81%9F%E3%81%B0%E3%81%93&dtype=0&stype=1&dname=0ss2 くちばみ ・まむし。参照:ニホンマムシ - Wikipedia ■ 現代語訳メナモミという草がある。マムシに噛み付かれた人が、この草を揉んで患部にすり込めば一発で治るという。実物を見て知っておくと、いざという時に役立つ。