2009-03-29 第十七段 つれづれ草 上 ■ 原文 山寺にかきこもりて、仏に仕うまつるこそ、つれづれもなく、心の濁りも清まる心地すれ。 ■ 注釈1 心の濁り ・この世での欲求や煩悩。 ■ 現代語訳山寺にこもって、ホトケ様をいたわっていると「ばかばかしい」と思った気持ちも消え失せて、脳みその汚れをゴシゴシと洗濯してもらっている気分がする。