2009-07-19 第二百三十九段 つれづれ草 下 ■ 原文八月十五日・九月十三日は、婁宿なり。この宿、清明なる故に、月を翫ぶに良夜とす。 ■ 注釈1 婁宿 ・古代中国の天文学で、黄道に近い二十八星座を基準に月や太陽の位置を示した。これを二十八宿と呼び、「婁宿」は、その一つ。参照:婁宿 - Wikipedia 参照:二十八宿 - Wikipedia ■ 現代語訳十五夜と十三夜は牡羊座が輝いている。その頃は空気が澄んでいるから月を観賞するのにもってこいだ。